ウッドデッキは自宅に居ながらにして気軽に外の空気に触れられて気分転換ができるようになるうえに、お部屋の中で過ごしている時のようにプライベート性を高く保ち続けられる人気が高い設備です。
しかし、「近隣の視線が気になる」ということもあるでしょう。
そのような方にウッドデッキの目隠しフェンスがおすすめです。
導入するとますます快適で充実な生活が得られるようになりますが、一言で言っても様々な種類が存在している事を念頭に置きつつ自宅に最適なフェンスのタイプも選ぶようにしましょう。
今回はウッドデッキの目隠しフェンスについてご紹介していきたいと思います。
ウッドデッキの目隠しフェンスのメリット・デメリット
まずウッドデッキの目隠しフェンスのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
プライバシーの確保、防犯効果
ウッドデッキに目隠しフェンスを導入すると、隣家からの視線や、道路に面していて高い頻度で通行人や自動車が往来する環境下にあったとしても、不特定多数の人々から常に視線を受ける心配が無くなります。
お部屋の中を見にくくすることで、防犯効果も期待できます。
お庭に出やすくなる
晴れていて外に居やすい気候である時には、気軽にお庭に飲み物などを持ち出して、太陽光を浴びつつ日向ぼっこをする事もできてマイペースにリラックスした一時が過ごせます。
お子様やペットの落下防止
ウッドデッキはお子様やペットの遊び場としても活用できます。
そのため、目隠しフェンスを設置することで、お子様やペットがウッドデッキから落下することを防ぐことができます。
デメリット
圧迫感が増す
目隠しフェンスの設置で視線を遮ろうとすると、圧迫感が増すことがあります。
目隠しの隙間の幅や、高さなどに注意をして設置を考える必要があるでしょう。
日当たりや風通しが悪くなる
目隠しフェンスを設置することで日当たりが悪くなったり、風通しが悪くなったりして洗濯物が乾きにくくなるということもあります。
ウッドデッキの目隠しフェンスの設置は上記のようなメリット・デメリットが存在しています。
デメリットはあるものの、設置する場所や目隠しの幅、高さなどに工夫をして設置することで解消することもできます。
ウッドデッキの目隠しフェンスの種類
ウッドデッキに取り付けて目隠しフェンスとして活用する物には既存の設備に合致するように様々な素材や種類が用意されているため、各々の特徴を知った上で最適なタイプを選ぶようにしましょう。
目隠しタイプ
目隠しタイプは視線を極力遮るタイプです。
プライバシーの確保はできますが、不審者がフェンス内に入った時に外から見えなくなるために隠れやすいとも言われています。
半目隠しタイプ
目隠しフェンスで一番主流ともいえるのがこの半目隠しタイプです。
目隠しの幅と高さ、デザインを調節することで、視線の遮り具合を調整できます。
視線を遮りつつ、光や風も通りぬけるので、人気の理由となっています。
オープンタイプ
オープンタイプは少しだけ視線を遮り、かつ外の景色も楽しみたいという方におすすめです。
その他、透過性に優れたポリカーボネートを使用したフェンスや樹木で視線を遮るなどの方法もあります。
ウッドデッキの目隠しフェンスの高さはどのくらいがいい?
ウッドデッキに目隠しフェンスを設置する時には高さについて十分に意識を向けるのが大切です。
目隠しフェンスの高さは、まず自分がどの状態でいる時に、どのくらい視線を遮りたいかを考慮する必要があります。
高さの参考例をあげると
・デッキに立った人が見えなくなる高さ160cm以上
・デッキに座った人が見えなくなる高さ130 cm以上
実際に高さが低いと本来の役割を果たす事ができず、高めにした方が良いのは事実ではあるものの高過ぎると新たな問題が生じます。
高すぎる目隠しフェンスによって隣接する他の住宅のベランダや室内に太陽光が入らなくなってしまう事もあるため、近隣トラブルに発展する事もあります。
2m以上は強度的にも避けた方が良いでしょう。
また、大きすぎるタイプでは風が吹いた時に風に煽られやすくなるのも注意点なので、比較的大きなタイプを選ぶのなら風の通りが良い設計になっている物を選びましょう。
まとめ
自宅にウッドデッキがある環境というのは多くの方々が理想とする環境である様子からもわかるように、自宅に居ながらにして公園で過ごしているようなリラックスした時間が家族揃って過ごせます。
仕事から帰宅したり家事が一段落した時に楽な姿勢で落ち着いたり、お子様が遊んでいる姿を眺めて過ごす事は日々の疲れを癒し、充足感を与えるきっかけになります。
そのようなかけがえのない時間を家族でしっかりと共有したり、思い出として残すためには高いプライベート性が欠かせないため目隠しフェンスを用いる事が大切です。
より良いタイプを選べば安心感と快適性が向上し、家族の仲が深まるのと同時に家での過ごし方にも良い変化が生まれます。